2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Awaji-Island,

朝8時、部屋食の準備にきた仲居さんのノックと海に面した東向きの部屋の猛烈な日差しのダブル・モーニング・コールで跳ね起きる。午前10時チェックアウト。昼食は淡路市の鮨屋でにぎり、赤だし、車エビの塩焼き。志筑にあるパティスリーに寄ってコーヒーと…

Awaji-Island,

トースト、牛乳、コーヒーの朝食。お昼前に家を出て中国自動車道を走る。午後1時頃明石海峡大橋を渡り、東浦ICで降りる。本福寺水御堂見学。近くの小さな祠の前に置かれたベンチに3人並んで昼食。弁当は昨夜の残りものに、玉子焼き、ソーセージ、妻と娘の…

ITO Kunitake, William James, a pluralistic universe

『ジェイムズの多元的宇宙論』(伊藤邦武、岩波書店、2009年、ISBN:4000234609)を読み始める。 ジェイムズがその理性批判にかんして徹頭徹尾固執するのは、個人の「経験」ということである。人間とは深い罪の意識や悪への鋭い意識によって絶望へと導かれる…

Ota Yoshinobu, Anthropology of Traces and Surprises

『亡霊としての歴史』(太田好信、人文書院、2008年、ISBN:4409530372)を読み始める。 いま救済が必要なのは、文化ではなく、人類学のほうである。人類学は、近代を生きる先住民たちのように、変化を余儀なくされつつも、果たして生き残ることができるのだ…

Alfred North Whitehead, Science and the Modern World

『科学と近代世界』(ホワイトヘッド、上田泰治&村上至孝訳、松籟社、1981年、ISBN:4879840149)を読み始める。 第五章「ロマン主義的反動」にあるくだりで、続きの一段落だが、長いので五つに分けて記す。 万有をうち貫き、実在するものの性格それ自身に内…